戦争にまつわるお話
- 協会
- 2019年8月16日
- 読了時間: 1分
夏になると、読み聞かせでは「戦争」にまつわるお話をする方も多いと思います。
図書館やホールで行われる「読み聞かせ会」「映画鑑賞会」「朗読会」でも「戦争」「原爆」などのお話を取り上げたものが多いですよね。
対象年齢にもよりますが、小学生になるとしっかり理解もしてくれますし、分からない言葉があっても想像力で埋めることもできます。戦争体験を聞く機会は減る一方なので、絵本で戦争を知ることも貴重な時間だと思います。
「大人になれなかった弟たちに」
この本は数年前にお亡くなりになった俳優の米倉斉加年さんが書かれた絵本で、米倉さんの子供のころの実話です。

小さな弟の命が消える場面、棺に納める場面は読んでいる方も切なくなるお話ですが、小学生には現代の豊かさと戦時中の生活の厳しさの違いが分かりやすく、想像しやすいのではと思います。
聞き手だけでなく読み手も色々な思いが溢れてくる作品で、米倉さんご自身が描いた絵も心に訴えかけてきます。
ぜひ一度、手にとってみて欲しい作品のひとつです。
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