おもしろ絵本ご紹介
- 協会
- 2020年5月15日
- 読了時間: 1分
今日は「読み聞かせ」にももちろん良いのですが、大人も読んで楽しめる視点の変わった絵本をご紹介します。
誰もが知っている「ももたろう」のお話なのですが・・・ちょっと変わっています。
こちら、「桃太郎が語る桃太郎」です。

「どういうこと?」と思われた方、多いかと思います。
実はこの絵本、1人称、桃太郎の視点で描かれた絵本なのです。
クゲユウジさん作、岡村優太さん絵の絵本です。
例えば、「大きな桃もがどんぶらこどんぶらこ・・・」のという川上から桃が流れてくる部分も、桃の中にいる桃太郎の視点で「あまくていいにおい」とか「水の音がする」というように描かれています。
こんな描き方があるなんて考えたことも無かった!というような目からウロコの絵本です。
これを読むと桃太郎の気持ちを想像し、桃太郎がもっと身近に感じられるかもしれません。
読み聞かせをするならば、「桃太郎」のお話をしっかり理解していて、この視点の差をはっきり認識できる5歳~が楽しいかもしれません。小学生に読み聞かせたときは大ウケでした。
この一人称絵本はシリーズになっており、他に「シンデレラ」「浦島太郎」があります。
でも一番最初に楽しむのは、お話に親しんでいる「桃太郎」が良いかなと思います。
機会があればぜひご覧ください、おすすめです。
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